行いではなく、信仰によって救われる
「救い」とは、神のさばきからの解放。救いは、信仰のみによって与えられる。
救いは行いによって獲得するのではありません。あなたが信じる前に、どのような人であったかということで決まるのでもありません。救いは信仰によってのみ得ることができます。
なぜなら、「皆、罪人として生まれる」でお話したように、私たちは自分の罪に対して無力であるからです。どんなに固い決心をしても、罪の思いを消すことはできません。また、止めようと思っても、罪を繰り返してしまう者だからです。だからこそ、あわれみ深い神は、私たちが行いではなく、信じることによって救われる道を備えてくださったのです。
以下のことに同意できれば、あなたは救われます。
1.キリストはこの天地を創造した神である。これからは、この神のみを拝む。
2.自分はこのままでは神にさばかれる。自分には、キリストによる罪のゆるしが必要である。
3.自分の願いを第一にするのではなく、創造主(キリスト)の導きに従って生きていきたい。
良い行いは救いの条件ではない。それは救われた結果生じることである。
あなたの過去に何があったか、あなたに何ができるかできないかに関係なく、あなたはただ信じることによって救われます。
救われるために、良い行ないが必要だとか、良い人間にならなけれいけないのではありません。
そうであるなら、誰も救われません。なぜなら、私たちは自分の力では自分の罪をどうしようも出来ないからです。(思いの中で犯す罪だけでも失格だからです。)
ですから、罪があるまま、不完全なままでいいのです。
そのままで、キリストに罪の赦しを大胆に求めれば、救われるのです。
神に頼る人は、自分の力ではなく、神の力によって罪がきよめられていきます。
(これは、信じた人に与えられる聖霊の働きによります。このことについては長くなりますので、
ここでは省略させていただきます。)
信者であっても、生きている間は罪が残る。死後に完成にされる。
生きている間は、あなたは完全になることはありません。あなたに罪は残ります。
しかし、あなたは神から「義」と見なされる特権を得ます。
あなたと神との関係は回復され、神はあなたの「親しい父」となります。
そして、神はあなたの祈りを聞き、あなたを導いてくださいます。
あなたの死後、あなたの罪を完全にきよめて、天国で永遠に生きることができるようにしてくれます。