天国は人間が想像した場所ではなく本当にあるのです。
人は死によって限定された人生を送っています。どんなにすばらしい人生を生きていても、死が訪れたら、何もすることはできなくなります。これはどんな人でも同じです。教育があろうとなかろうと、お金があろうとなかろうと、社会的地位があろうとなかろうと、すべての人に同じ運命が待っています。それほど死はすべての人に平等にやって来る、厳しい現実です。
しかし、イエス・キリストは「もはや死ぬことがない体」で死人の中から復活されました。そして主イエス・キリストを信じる者も同じく復活することを約束されました。
「わたしは、よみがえりです。いのちです。わたしを信じる者は、死んでも生きるのです。また生きていて わたしを信じる者は、決して死ぬことがありません。このことを信じますか?」ヨハネ 11:25-26
「神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに、この世を愛された。それは御子を信じる者が、ひとりとして滅びることなく、永遠のいのちをもつためである。」ヨハネ 3:16
十二弟子のひとりで、デドモとよばれるトマスは、イエスが来られたときに、彼らといっしょにいなかった。それで、ほかの弟子たちが彼に「私たちは主を見た」と言った。しかし、トマスは彼らに「私は、その手に手の釘の跡を見、私の指を釘のところに差し入れ、また私の手をそのわきに差し入れてみなければ、決して信じません」と言った。八日後に、弟子たちはまた室内におり、トマスも彼らといっしょにいた。戸が閉じられていたが、イエスが来て、彼らの中に立って「平安があなたがたにあるように」と言われた。それからトマスに言われた。「あなたの指をここにつけて、わたしの手を見なさい。手を伸ばして、わたしのわきに差し入れなさい。信じない者にならないで、信じる者になりなさい。」トマスは答えて言った。「私の主。私の神。」イエスは彼に言われた。「あなたはわたしを見たから信じたのですか。見ずに信じる者は幸いです。」 ヨハネ 20:24-29